サンダー仕上げ、ウレタン樹脂塗装

特長

  • フロアサンダーによる研磨
    床を張った後、フロ−リングの継目等の凹凸をとるように入念に研磨します。(3回〜4回)
  • ポリッシャーによる研磨
    均一で滑らかな木肌になるまで綿密な研磨をします。
    研磨機はドラムサンダー(室内中央部)、ディスクサンダー(壁際、敷居際、巾木際)、ポリッシャー(全面調整)等を用いる。

荒掛

ドラムサンダーにて通常#(P)24〜#(P)40のサンドペーパーを用いて、段差、キズ及び汚れ払いを行う。

中掛

ドラムサンダーにて通常#(P)50〜#(P)60のサンドペーパーを用いて、段差、キズ及び荒掛サンドペーパーの目払いを行う。

仕上掛

ドラムサンダーにて通常#(P)80〜#(P)100のサンドペーパーを用いて荒掛け、中掛けのサンドペーパーの目払いを行い、塗装仕上げの素地を作る。塗装仕上げの種類によっては必要に応じてポリッシャーを用いる。

ポリウレタン塗装

  • 自然流展性が良いので、塗面が平滑に仕上がります。
  • 乾燥が速く、しわ、ちぢみが起きません。
  • 塗膜の肉もちが良いので、長期間安定した効果が期待できます。
  • 仕上げた床面は、塗膜が強靭で、耐衝撃性、耐磨耗性にとくに優れています。
  • いつまでも美観を保ち、剥がれたり、割れたり、ヒビが入るなどの事故はありません。
  • 耐水性、耐薬品性、耐汚染性の特長をもっています。また、メンテナンスの苦労がありません。
  • 適度なすべりがあるので安心して運動できます。
  • 美しいフロアに落ちついたソフトな光沢ですからプレーのさまたげになりません。変色、褪色の心配もありません。

樹脂塗装は次の通りとし指定による。特に指定がなければ1液性ポリウレタン樹脂(酸化硬化型又は湿気硬化型)とする。

工程 作業 塗布量
(g/m2
乾燥期間
油変性 湿硬・二液 水性
素地
ごしらえ
サンディングされた面をよく清掃し付着物を取り除き、油類は溶剤拭きする。
下塗 塗料は、塗料のタイプに応じた量の薄め液にてゆるめ、ハケ、羊毛皮ハケ、エアレス等で塗布する。 60
以上
10時間
以上
8時間
以上
8時間
以上
(次工程へは作業環境温度・塗摸性状による)
研磨 ポリッシャー等にて#(P)100以上の目の細かいペーパーあてを行う。
中塗 2に同じ 60
以上
10時間
以上
8時間
以上
8時間
以上
研磨 3に同じ
上塗 2に同じ 60
以上
10時間
以上
8時間
以上
8時間
以上

●他の樹脂の塗り重ねは不可。
●薄め液は塗料のタイプに適合したものを使用の事。
●水性ポリウレタン樹脂の場合は中塗りが2回になります。

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