荒掛
ドラムサンダーにて通常#(P)24〜#(P)40のサンドペーパーを用いて、段差、キズ及び汚れ払いを行う。
中掛
ドラムサンダーにて通常#(P)50〜#(P)60のサンドペーパーを用いて、段差、キズ及び荒掛サンドペーパーの目払いを行う。
仕上掛
ドラムサンダーにて通常#(P)80〜#(P)100のサンドペーパーを用いて荒掛け、中掛けのサンドペーパーの目払いを行い、塗装仕上げの素地を作る。塗装仕上げの種類によっては必要に応じてポリッシャーを用いる。
樹脂塗装は次の通りとし指定による。特に指定がなければ1液性ポリウレタン樹脂(酸化硬化型又は湿気硬化型)とする。
工程 | 作業 | 塗布量 (g/m2) |
乾燥期間 | |||
油変性 | 湿硬・二液 | 水性 | ||||
1 | 素地 ごしらえ |
サンディングされた面をよく清掃し付着物を取り除き、油類は溶剤拭きする。 | ||||
2 | 下塗 | 塗料は、塗料のタイプに応じた量の薄め液にてゆるめ、ハケ、羊毛皮ハケ、エアレス等で塗布する。 | 60 以上 |
10時間 以上 |
8時間 以上 |
8時間 以上 |
(次工程へは作業環境温度・塗摸性状による) | ||||||
3 | 研磨 | ポリッシャー等にて#(P)100以上の目の細かいペーパーあてを行う。 | ||||
4 | 中塗 | 2に同じ | 60 以上 |
10時間 以上 |
8時間 以上 |
8時間 以上 |
5 | 研磨 | 3に同じ | ||||
6 | 上塗 | 2に同じ | 60 以上 |
10時間 以上 |
8時間 以上 |
8時間 以上 |
●他の樹脂の塗り重ねは不可。
●薄め液は塗料のタイプに適合したものを使用の事。
●水性ポリウレタン樹脂の場合は中塗りが2回になります。